かつぼう そなえチャオ!

高齢者向け防災講座 2022.02.28

1月26日(水)防災ママ~ともこんが行く

毎月第4水曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!

 

今回はシニア活動センターにて行われた「高齢者向け防災講座」にお邪魔しました!

シニアの活動を支援している、NPO法人葛飾アクティブ.comが主催の防災講座で、当日は広い会場で30名程の方が参加されていました。

 

「大規模水害時の避難を考える~大規模水害に高齢者はどうしたらいいか~」というタイトルで、大規模水害に焦点を当てて二部構成で講座が行われました。

 

第一部は危機管理課の職員による「水害ハザードマップ」の解説が行われました。

葛飾区の水害ハザードマップが一人一冊準備されており、実際に中身を見ながら重要な部分をピックアップして解説して下さいました。

また、冊子に書いてある事のほか、

「大雨が降った翌日、晴れていても川の増水が遅れて氾濫につながる場合もあり、安全な屋外の広場に一時避難する場合もある。近所でどこが避難場所になるのか、お散歩がてら確認してほしい」

と、日常生活の中で出来る備えについても教えて下さいました!

 

第二部は「大規模水害に備えて高齢者はどうしたら良いか」

講師は新小岩北地区連合町会長の中川さんです。

中川さんは1947年のカスリーン台風で実際に被災されてた経験を語ってくださいました。

 

当時はあたり一帯が浸水し、2週間以上屋根の上で生活せざるをえない状態だったそうです。

貴重な体験を聞かせて頂くと、実際に大規模な水害が発生した場合、とても大変で、日常生活に戻るのにはかなり長い時間を要するのだと感じました。

 

またいつ大規模な水害が発生するかも分かりません。

しかし、水害は地震と違って、ある程度は事前に予測できる災害の一つです。

自身の住まいの環境や、家族構成などに合わせて事前に「備える」ことができます。

今回は「広域避難」に焦点を当てて、下記にあげた様々な避難の方法を紹介して下さいました。

それぞれメリットだけではなく、デメリットも教えて下さったので、自分にあった避難方法を考えるきっかけになったのではないかと思います。

今回私も講義を受けて、自身の身体・家庭環境に合わせた避難方法を事前に考えておくことが大切なんだと感じました。

いざという時、助け合いが出来るように普段から地元で顔見知りを作っておくことの重要さを実感しました。

 

また、私自身も両親とは別の場所に住んでいるので、それぞれが災害発生時にどのように避難行動を取るべきなのか、皆で話し合っておきたい。

そう感じることができた講座でした。

 

 皆さんも是非一度、「もし大きな水害が発生したら…」という想定の元、避難について家族で話し合ってみて下さいね。

 

▼リポート音声

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