第3回 女性のための防災対策等検討委員会 2022.04.15
2月23日(水)防災ママ~ともこんが行く
毎月第4水曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!
今回は1月末に開催された「女性のための防災対策等検討委員会」にお邪魔してまいりました!
3回目の開催となる今回の委員会は、コロナ禍で延期が続き、2年ぶりの開催となりました。今回は、
・災害時のLGBTsの方への配慮について
・大規模災害に備えた広域避難時に女性に持参をお願いするものについて
・防災ママブックの作成について
以上、3項目を主軸として意見交換が行われました。
委員会には各分野専門家である大学教授のほか、区内から婦人団体連合会や消費者団体連合会、
女性消防団員の方、葛飾区の関係各所から選出された方々が出席されていました。
各検討内容ごとに、危機管理課の職員さんが概要を説明し、そのあとに質問や意見交換をして話が進められていきました。
どの項目でも非常に白熱した意見交換が行われていたのが印象的でした。
特に多く時間を割かれていたのが「大規模災害に備えた広域避難時に女性に持参をお願いするものについて」でした。
テーマとしては「広域避難時の持参品」でしたが、区で用意している避難場所についてや、
高齢者の移動手段など前提に対する対応方法に対する意見が多く飛び交っていました。
たしかに「持参しておくもの」も大切ですが、その前に命を守るための避難行動をする方法も大切だなと、皆さんの意見を聴いていて感じました。
また「持参するものについても避難する期間にもよって重要なものが変わってくる」との意見もありました。
危機管理課の職員も皆さんからの意見に真剣に耳を傾けていました。
区民側からの意見と、区としての取り組みとそれをすり合わせていく、とても大切な時間だったと感じました。
このような意見交換の場が、これからの防災対策がより一層強固なものになるきっかけになっていくんだろうなと、その過程を見させていただくことが出来てとても嬉しかったです!
また、私自身は今回傍聴者でしたが、皆さんの熱心な意見を聞いて自宅の防災力を向上したいなと思いました。
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