かつぼう そなえチャオ!

区立小松中学校 防災訓練 2022.05.24

5月24日(火)防災ママ~ともこんが行く
毎月第4火曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!

今回は、葛飾区立小松中学校の防災訓練にお邪魔しました!

新型コロナウイルスの影響で、今回は約3年ぶりの防災訓練、新しい校舎になってからは初めての実施でした。
本当だったら校庭でも消火訓練や起震車の体験等を行う予定でしたが、当日はあいにくの雨だったため、屋内で行える訓練のみの実施でした。

定刻になるとまずは避難訓練の開始です。
校庭に避難ができないため、屋内運動場に全校生徒が集合しました。
さすがは中学生!皆さん迅速に避難を行い、3分半ほどで避難が完了しました。

その後、学年ごとに分かれて様々な防災訓練が行われました。
地域コーディネーターの方をはじめ、本田消防署、地元自治会の方々が各訓練のサポートを行っていました。
まさに地域全体で作り上げる防災訓練だなと思いました!

訓練は「AED」「119番通報」「毛布での担架作り」の3つあり、屋内運動場や多目的室でそれぞれ行われていました。
生徒の皆さんはそれぞれの訓練で真剣に話をきき、それぞれの体験を実施していました。
また、生徒さん同士コミュニケーションをとりながら訓練をしている様子がとても印象的でした。
今回の訓練が生徒の皆さんにとって災害、防災について考えるきっかけになったらいいなと思いました。

また、小松中学校の新校舎は、災害時に避難所としての役割を担うことを想定して、様々な設備が整っています。
マンホールトイレや、防災井戸、屋上にはヘリサインなど、地域の防災拠点として多くの設備が備わっています。
これらの設備はただ設置されているだけではなく、生徒の皆さんに設備の場所と意味、使い方を教えているそうです。
日中に発災した場合、生徒の皆さんは当然校舎にいます。
地域の方々が避難してきた際、生徒の皆さんが中心となって設備を活用できるよう、日々教育に力をいれているとのことでした。

小松中学校の他、各地で平常時に近い防災訓練が再開されてきています。
コロナ禍で失われていた地域での交流がまた活発になってきてくれたら嬉しいなと思います。

▼リポート音声

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