かつぼう そなえチャオ!

水元地区民生児童委員防災訓練 2022.11.22

11月22日(火)防災ママ~ともこんがいく
毎月第4火曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!

今回は「水元地区民生児童委員の防災訓練」についてお話を伺ってきました!

去る9月に水元地区の民生児童委員による防災訓練が実施されました。
今回は訓練に参加された方に後日お集まりいただき、訓練の感想などを伺いました。

今年の1月、水元地区の災害時活動マニュアルが制定されました。
9月に実施された訓練は、制定された災害時活動マニュアルをもとに、机上訓練が行われました。

水元地区の独自で行われているのが、民生児童委員皆さんとその家族の安全確認確認です。
活用しているのは「171」災害用伝言ダイヤル。
水元地区で各々の状況を各地区の会長の携帯電話の番号に登録するように取り決めています。
民生児童委員の安否確認を集約することで、その後の救出・支援活動を迅速に行うことができます。
災害用伝言ダイヤルをスムーズに活用できるように、民生児童委員の皆さんは毎月1日の体験日を利用して訓練を繰り返しているそうです。

そして実施された訓練では各自が事前に決められていた班に分かれてそれぞれの活動を行います。
「リーダー班」「情報班」「運用班」「総務班」「補給支援班」
災害発生時、班を分けて役割を明確にすることで、どんな活動を優先的に行うべきか迅速に判断し、行動に移すことが出来ます。

訓練に参加された方々からは、
「事前に用意していた地図が思ったより小さくて、情報が書き込みにくかった」
「付箋を細かく色分けしておけば、見た目だけで情報が分かりやすく整理できると思った」
など、事前に準備出来る備品についての意見も多く出ました。
事前に今回のような訓練をしておくことで、強化や改善できる備えがあるんだなと改めて感じました。

そして、水元地区の民生児童委員の皆さんは、各自で「個人装備品」を備蓄しています。
「ヘルメット・ヘッドライト・耐切創手袋・ビブス」のセットで、ビブスには「水元地区の民生委員・児童委員」の印字がされています。
自分自身が安全を確保された状態で災害拠点に迎えるというだけではなく、地域住民に自分は「民生委員・児童委員」であるということが目に見えて分かるようになっています。
立場が分かる人であれば安心して声を掛けられる、あるいは災害時の仕切りを安心して任せられるという方も多いかと思います。
そのために水元地区では独自でビブスの備蓄をしているそうです。
目に見える形で安心を提供することも大切なんだなと学びました。

   

皆さんのお住いの地域ではどのような防災の活動をされていますか?
是非積極的に参加してみて下さい!

▼リポート音声

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