夏休み企画第2弾!自宅で水回りの備えを学ぼう! 2023.08.29
8月29日(火)防災ママ~ともこんがいく
毎月第4火曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!
今回は第5火曜日に登場です!
今回は夏休み企画の第2弾!
自宅で水回りについて一緒に体験をしながら学びました!
在宅避難になったとき、特に困るもの…そう…
「水」です!今回は限りある水の「節水方法」と「トイレ」について自宅で色々と体験しました!
まずは「節水方法」!
溜めておいた水は水道が復旧するまで大切に使いたいですよね。
今回はペットボトルを使った2種類の節水方法を実践しました!
その①≪2Lペットボトル型水道!≫
ペットボトルの下の部分に穴をあけるだけ!
さらにはペットのボトルのフタの開け閉めで水が出る量が調節できる、まさに「水道」です!
実際に使ってみて思ったのは「穴の大きさ」の大切さでした。
私が開けた穴がちょっと小さすぎて、思ったようにお水が出てこず…
きちんと使いやすいように改良する必要があるなと反省をしました…
ただ、お水は2Lたっぷり入るので、補充ペースが少ないのは嬉しいところでした!
その②≪500mlシャワー型ペットボトル!≫
今度は小さいペットボトルを使います!
こちらも作り方は簡単!
ペットボトルのフタに何か所か穴をあけるだけ!
逆さまにして、ペットボトルを押すとシャワー状に勢いよく水が出てきます。
500mlなので子供でも片手で扱えて、簡単に手が洗えました!
子供に500ml、大人に900mlや1000mlサイズだと使いやすいなと思いました!
水道が止まってしまった時、いつ復旧するかわかりません。
溜めておいたお水は出来る限り工夫して大切に使っていきたいですね。
次にチャレンジしたのは「トイレ」!
水道が止まった時はもちろんですが、地震が発生した時は配管の崩れも心配されるため、トイレが使えません。
簡易トイレは普段と違うからどうも使いにくいし、安心して出来ない…。
そんな時、ちょっと工夫をすることで普段通りに近い形でトイレを使うことが出来ます!
使うものはコレ!
・大きめのごみ袋2枚(1枚は固定、1枚は使い捨て。色違いだと分かりやすいです)
・凝固剤(簡易トイレのセットに入っている物。100均のものだとごみ袋もセットになっている物もあります)
手順はこんな感じ!
①便座をあげて、便器にごみ袋を1枚設置する。
②便座を下げ、上からごみ袋を設置する。
③Let’sトイレ!凝固剤によって入れるタイミングが前後異なるので、事前にご確認下さい。
④ごみ袋を取り出し、しばって廃棄する。
1枚目のごみ袋は固定して、汚れてきたら交換すればいつものトイレを繰り返し使うことが出来ます!
長くなる可能性がある、在宅避難…出来るだけ日常に近い過ごし方を心掛けることで、少しでも災害時のストレスを軽減出来たらと思います。
今回は自宅で息子とそれぞれ実践しましたが、災害時はトイレが使えなくなってしまうことや、水道から水が出なくなることをお話しました。
ただモノづくり、トイレ体験をするだけではなく、「どうしてこういうことが必要なのか」ということを一緒に理解してもらうことで、実際に使う必要が出た時、落ち着いて行動できたらいいなと思っています。
9月1日は防災の日でした。
そして今年は関東大震災から100年という節目の年です。
どこの地域でも地震のリスクはありますので、この機会に自宅での備えや避難行動などを見直してみてくださいね。
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