レンタサイクルセンター 2020.08.30
リポーターのおくたともこです。
私が気になる葛飾区内のイベントや場所におじゃまして、このブログをご覧の方だけにその魅力をお届けします!
今回は…柴又にある「レンタサイクルセンター」をご紹介。
柴又は、昨年2月に「葛飾柴又の文化的景観」として国重要文化的景観に選定され、今なお注目を集めるエリア。帝釈天と寅さんは特に有名ですが、今回おすすめしたいのは、江戸川河川敷を走るサイクリング(レンタサイクル)です。
柴又帝釈天から歩いて約5分。寅さん記念館向かいの観光文化センター2階にある「レンタサイクルセンター」では、1日400円(小・中学生は200円)で自転車を借りることができます。建物の1階にコインロッカーもありますし、ベビーカーやスーツケースなどの大きな荷物を受付で預かってくれるのも嬉しいですね。レンタルできる自転車には大人用と子供用があって、ファミリーでも楽しめます。
自転車乗り場からそのまま土手へ。目の前に柴又公園と江戸川の風景が広がります。
サイクリングの目的地として人気があるのは、ここから片道約30分の水元公園まで行くコース。途中、右手に、トンガリ三角屋根がかわいい「金町浄水場の取水塔」が見えてきます。昭和16年竣工の取水塔で、映画『男はつらいよ』や漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』にも登場しているとのことでした。少し走ると左手に見えるのが、東京都東部三十三郷の総鎮守「葛西神社」。葛西囃子の発祥の地として、また葛飾最古の鳥居があることでも有名です。
土手の向こう側には、都内で唯一残存する渡し船で歌のタイトルとしても有名な「矢切の渡し」乗船場がありますので、そちらもぜひ体験を!江戸時代初期に地元民の移動手段として幕府が特別に許可したといわれる渡し船。当時の気分を味わえるかもしれません。
土日祝日には、飲み物やフルーツアイスなどを販売する露天販売の車も出て、ベンチで江戸川を眺めながら休憩するのは気持ちよさそう。朝から夕方まで1日借りれば、サイクリングと観光の両方を満喫できます。
蜜になることもなく、自転車で風を感じるのはいかがでしょうか?
◇レンタサイクルセンター(外部サイト)
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◇かつしかサイクリングマップ
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