かつぼうそなえチャオ！3/27放送 2020.03.28

3/27、12時〜14時、「かつぼうそなえチャオ！」をお送りしました。
この土日は外出もせず、家でゆっくりと…という方も多いのでは？
買い溜めに走る〜という訳ではなく、ちょっと落ち着いて、過ごしたいですね。

早速、放送内容をお伝えします。
ゲストに聞いチャオ！のコーナーでは、コロナの影響でお電話ご出演！
認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ 常務理事 兼 事務局長 大野覚さんにお話をお伺いしました。

 

 

 

 

 

大学時代に施設に関わることでNPO(※)の活動に興味を持ち、一度、就職してから渡米。
NPOについて学び、今はNPO法人の職員として活動をされています。
(※)非営利での社会貢献活動や慈善活動を行う市民団体

所属されているNPO団体では、
・市民活動団体の設立/運営に関する相談対応、研修の開催
・市民活動団体と企業や行政などとのネットワーク作り
・ひきこもりがちな方の就労支援
・被災者支援活動
・外国ルーツの子どもの教育環境整備や多文化保育
など、多岐に渡ります。

平成27年9月に発生した水害による鬼怒川の堤防決壊を受けて、被災者の方の支援をされたり、
台風19号の被災された方のサポートをされています。

具体的には、
・被災された方の家屋のDIY実施
・被災された方の声を集めて冊子化
に取り組まれています。

「災害は、発災から1ヶ月程度では終わらない。復興期にむしろ目を向けて欲しい」
とお話されていました。
今は、コロナのことで忘れられがち。しかし、まだまだ復興に向けての活動は続いている。
その心の隙間を埋める活動を大野さんはされています。

また、日頃から外国人の方々のサポートもされています。
そのこともあり、台風19号の際に、情報を集めて、日頃から知り合いである、
ブラジル人の方にお願いをして、ポルトガル語に訳してもらって、情報発信をされたようです。
その効果もあり、多くの外国人が避難所に避難することができたそうです。

皆さまのお住まいの地域もいざという時に情報発信が日本語でも外国語でも発信できる体制は
整っていますでしょうか。さっと動くには、日頃からの連携体制がやっぱり大事やな〜。

あなたに聞いチャオ！のコーナーでは、
第4金曜日 担当 東京理科大学 工学部 建築学科 髙橋知久さん が登場！

 

 

 

 

 

 

 

 

大学4年生ということで、卒業旅行シーズン！
でも海外に行く予定をしていたお友達はキャンセル、、、
この時期は我慢ですね。。。卒業してからも行けるチャンスはある！！

今回、髙橋さんには、1年の振り返りと抱負を語っていただきました。
・振り返り
「防災の活動に関わるようになったり、地域でいろんな人に出会うことで、
自分はもう助けてもらう側ではなく、助けたり、周りを見て行動する立場なんだな、と実感しています。」
ととても心強い発言をしてくれました。
そうなんです！！大学生は災害時も日常の地域活動においても頼られるている存在なのです！！
これからの髙橋兄さんの活動も楽しみですね＼(^-^)／よろしく！！

・抱負
「学費分は勉強するぞ！」
と大学院に進学する上での学びの意気込みを語ってくださいました。

思い起こせば、髙橋さんと葛飾で出会ったのも、髙橋さんが大学1年生のときに、
「イベントを開催したいんです！」と声をかけてくれたことがきっかけ。
最初は自分たちがやりたいことを地域で実施し、徐々に地域に馴染み、
地域で役割を持つようになった。”きっかけ”ってなんでもいい。
少しずつ多世代が地域に馴染む機会が生まれるといいな〜と改めて思いました。

コロナ対策も防災も、いかに一人一人が自分ごととして考えるか！
なかなか「自分の近くでは起こらないだろう」という感覚は消えないですよね。
でも、今だからこそメルケル首相の演説もご紹介しましたが、
一人一人の心がけが必要…だな〜。

皆さまからのメッセージ・リクエスト曲もお待ちしています！
https://kfm789.co.jp/contact/
来週も、金曜日4月3日12時〜14時 生放送でお送りします。

新しいコーナーも始まります＼(^-^)／

（葛西優香）