かつしか防災リポート

【かつしか防災リポート】避難所のマンホールトイレ 2019.10.15

2019年9月29日(日)に葛飾区総合防災訓練が行われました。
その中で今回は複数のブースにお邪魔をし、皆さんの「備え」に役立つワンポイントを伺いました!

今回は東京都管工事組合葛飾支部さんに「避難所のマンホールトイレ」についてお話を伺いました。
総合防災訓練では実際仮設トイレを設置しており、実際に水を流して仕組みを説明してくださいました。

会場の一つだった立石中学校には体育館の裏に仮設トイレが設置できる場所が箇所あります。
普段はマンホールでしまっていますが、災害時はマンホールを開ければトイレの設置が可能です。
今回は一般用と車いす用と2種類設置がしてあり、いずれも個室用のテントと便器がきちんとできていました。

そもそもマンホールトイレは専用の下水管が事前に設置されています。
災害時はマンホールを開けて、だれでも簡単にトイレの設置が出来るようになっています。
トイレ利用時はプールの水を使うことで、本下水まで流すことが出来るのだそうです。
また水の勢いだけで流れるよう、配管も通常より勾配をつけて設置されるよう設計されているそうです。
これによって断水や停電が発生してもトイレが衛生的に問題なく使用できるようになっています。

避難所生活はトイレの問題も必ず発生しますので、事前にこのようなトイレがあると知っておくだけでも安心ですね。
また、今回は避難所のマンホールトイレのご紹介でしたが、在宅避難になる場合、事前に携帯トイレの準備をしておくことをお勧めしています。
ドライブ用の簡易的なものは100円ショップでも売っていますし、大型・防災用のトイレであればホームセンターで多く取り扱っています。
ご家族の人数に合わせて事前にチェックしておいてみてはいかがでしょうか?

 

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