かつしか区民大学講座　田中六大さん講演＆ワークショップ「ぼくの絵本づくりのひみつ」 2020.01.21

リポーターのおくたともこです。
私が気になる葛飾区内のイベントにおじゃまして、
このブログをご覧の方だけにその魅力をお届けします！

今回は…１月１９日（日）に開催された、田中六大さん講演＆ワークショップ「ぼくの絵本づくりのひみつ」をご紹介。

金町地区センターを会場に葛飾学校図書館ボランティア連絡会と葛飾区の共催で行われた講座には、親子連れからシニアの方まで、当初の定員50名を大幅に上回る多くの方が集まりました。講師は絵本作家で画家、イラストレーターの田中六大さん。主催者から講座の流れについて説明の後、なんと、参加者に紛れ込んで客席から講師が登場するというまさかのサプライズ！

人前で話すのが苦手で体育の時間が嫌いな子供だったこと、以前は暗い絵しか描いていなかったこと、作絵の絵本「うどん対ラーメン」(講談社)などの作品が生まれるまでの楽しいエピソードの数々に、会場は終始なごやかムード。また、「自分が読んでも楽しい作品にしたい。絵本は長い時間その絵を見ることになるので、背景にいろいろ楽しいものが描かれていた方がいいなあと思って描いています」とも話されました。親子連れも多かったため、「講座中でも自由に歩きまわってくださいね」と気遣いも。会場の両壁側には先生の絵本がたくさん置かれていました。

いよいよワークショップがスタート。A３の紙を本のように折った後、ストーリーを考え、イラストを描き、そのイラストに色を塗って完成です。ストーリーが難しければアイウエオ作文のように作るといいからと「か・つ・し・か」をお題に実際に作ってくださいました。みなさんそれぞれ真剣な表情で取り組む中、残り時間が少なくなると、「最初に完成して発表してくれた人にはサイン入り絵本をプレゼントします！」と先生から突然のサプライズ告知。さらに集中して作業をおこなっていました。

私も絵本づくりに挑戦しましたが、絵心がないため２ページ分のイラストを描いたところで時間切れ…続きは家でやってみます！

どうやったら参加した人が喜ぶか、常に考えながら講座をおこなう田中六大先生。
楽しいお話と思い出に残るオリジナル絵本づくりに、笑顔あふれる２時間でした。

 

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