水元公園「ドッグラン」 2020.03.31
リポーターのおくたともこです。
私が気になる葛飾区内のイベントや場所におじゃまして、このブログをご覧の方だけにその魅力をお届けします!
今回は…JR金町駅からバスで約15分、水元公園にある「ドッグラン」をご紹介。
水元公園は23区内で随一の面積を誇る公園で、その広さは96ha(東京ドームの2倍)とされています。園内には中央広場やバーベキュー広場、バードサンクチュアリー、メタセコイアの森、江戸金魚の繁殖展示施設、グリーンプラザや水辺の生き物館、お食事処などがあり、区の花「ハナショウブ」の見頃である6月には毎年多くの来園者で賑わいます。
「ドッグラン」とはペットの犬をノーリードで遊ばせることのできる専用施設のことで、水元公園では「人と動物の豊かな共生社会」を目指して2007年に設立されました。「水元公園ドッグランボランティア」によって運営・管理され、ドッグランの草刈や小石拾いなど、ドッグランをより良くするための管理や飼い主さんのマナーを向上させる活動をおこなっています。
森のように自然豊かな雰囲気のドッグランは約3,500㎡の広さがあり、飼い主さんもワンコもより安心して過ごせるよう、小型・中型・大型犬まで利用できる「フリーエリア」と「小型犬専用エリア」に分かれ、逸走防止のため二重扉になっています。公園の駐車場も近いので、車でワンコを連れて来るのにも大変便利。
この日は平日にもかかわらず、多くの飼い主さんとワンコたちが大集合。モフモフの可愛いらしいポメラニアン軍団や、ボーダー姿がオシャレなダルメシアンペアなどが、他のワンコとの交流を楽しんだり、広い敷地をのびのびと走り回ったり、気持ちよさそう!
いつも同じ時間に来てるからみんな仲良しなのと話す飼い主さんもいて、ここはひとつの社交場にもなっているようでした。
秋田犬のくまお君は他のワンコたちとは絡まず、マイペースに楽しんでいるご様子。イギリス・ウェールズ州原産の珍しいウェルシュテリアちゃん達はここで偶然出会ったのだそう。こういう出会いもまた素敵ですね。
ドッグランで出会ったのはワンコだけではありません!朝夕1日2回、毎日お散歩しているというセキセイインコの空(そら)ちゃんは、ワンコが大好き。初めて会ったペキニーズのニコちゃんにも興味津々で、安全な鳥かごの中からたくさん話しかけていました。「自分の健康のこともあるけど、この子にも外の空気や太陽の光を浴びさせたくて散歩してるんだよ」と話す空ちゃんの飼い主さん。何だかほっこりします。
ワンコのストレス発散や運動のため、わざわざ車でドッグランに来ている飼い主さんも多くいて、ペットは大切な家族の一員であるということをあらためて感じることができました。我が家の10歳になる愛犬も健康で性格が温和だったら連れて来れるのに…と羨ましくなりますね。
ドッグランの利用は無料ですが事前の登録が必要です。鑑札や該当年度の狂犬病予防注射済票など必要書類や登録方法については以下のホームページまたは水元公園サービスセンターまで、お問い合わせください。
◇公園に行こう!水元公園(外部サイト)
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html
◇水元公園ドッグランについて(外部サイト)
https://sites.google.com/site/dogrunmizumoto/dogrun/shui-yuan-gong-yuandoggurantoha
◇利用規約
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/documents/090916dogrun_mizumoto.pdf
※新型コロナウイルスの感染者が都内で多数発生していることを受け、以下の期間は使用中止となっています。
詳しくはホームページまたは水元公園サービスセンターまでお問い合わせください。
対応期間:令和2年3月28日(土)~ 令和2年4月12日(日) ※予定
都立水元公園サービスセンター 電話(03)3607-8321