障害者作品展 2020.11.21
リポーターのおくたともこです。
私が気になる葛飾区内のイベントや場所におじゃまして、このブログをご覧の方だけにその魅力をお届けします!
今回は…11月13日(金)~19日(木)に開催された「障害者作品展」をご紹介。
会場の「ウェルピアかつしか」の別名は「地域福祉・障害者センター」。地域福祉の拠点として、障害者の自立や社会参加の支援をしている施設です。愛称の「ウェルピア」とは、福祉を意味する「ウェル」と仲間を意味する「ピア」を組み合わせた言葉だそう。施設内には、子ども発達センター、障害者生活介護事業所、自立訓練事業所、ボランティアセンターなどがあり、障害者の就労支援や障害者の生産物の販売(不定期)もおこなわれています。喫茶もあるので、ランチやお茶などでも気軽に立ち寄れますね。
毎年、障害者週間に合わせて開催されていた「ウェルピアまつり」も今年はコロナの影響で中止となり、「障害者作品展」として単独での開催となりました。会場には、葛飾区内にある障害者の福祉施設・学校・団体のほか、葛飾区障害者施設課など28団体、個人2名が創作した画や書道、絵手紙や立体作品、イラストなど、気持ちのこもった作品ばかりが数多く展示されていました。みんなで力を合わせて作った迫力ある大きな作品から細部にまでこだわった緻密な作品、思わず笑顔になるユニークな作品まで、どれも見応えたっぷりです。
特に目立っていたのは、今年開催予定だった東京オリンピック・パラリンピック2020に合わせて特集された、水泳やクライミングなど様々なスポーツをテーマにしたもので、色使いや大胆なタッチが印象的でした。どれくらいの時間をかけて、どんな思いで作品を仕上げていったのか、思いをはせながら歩きます。
会場には、実際に作品を作った生徒さんのご家族も多数来場されていて、感慨深げに作品を眺めたり、お子さんと一緒に作品の前で記念撮影をしたり、ほのぼのムードにあふれていました。
簡単なアンケートに答えると必ずもらえるエコバッグは、嬉しいお土産にも。
「き(木)」という文字が真ん中に描かれ、その周りにある文字を繋げると、「元気」「勇気」「熱気」「希望」「きずな」「きらめき」になります。まさにこの作品展そのものですね。
インスタでも一部の作品が見れますので、ぜひフォローしてご覧ください。
『Instagram(インスタグラム)ユーザーネーム @welpia_art で検索!』
※障害者週間(12月3日~12月9日)
平成16年6月の障害者基本法改正により、日本国民の間に広く障害者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障害者が社会、経済、文化など、あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、定められました。
この期間を中心に、国や地方公共団体、関係団体などでは様々な啓発活動を展開しています。
◇葛飾区の障害福祉について詳しくはこちら(葛飾区公式HP)
http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000053/index.html