寅さんサミット2020 2020.11.30

リポーターのおくたともこです。
私が気になる葛飾区内のイベントや場所におじゃまして、このブログをご覧の方だけにその魅力をお届けします！

今回は…11月28日（土）から12月13日（日）まで開催される「寅さんサミット2020」をご紹介。

　　

2015年11月に「日本の風景を守り、後世に伝える」をテーマとしてスタートしてから6年目。
今年の「寅さんサミット」は、新型コロナウイルスの影響により、これまでとは異なる形での開催となりました。
イベント期間を従来の2日間から16日間に変更したほか、これまでのような特設会場を設けず、帝釈天参道、葛飾区観光協会「下町や」、葛飾寅さん記念館、山本亭の4つの会場で展開されています。また、ロケ地からは、これまで参加している地域に加え、群馬県安中市、香川県多度津町、熊本県上天草市が、寅さんサミット初参加となりました。

　　

駅から少し歩くと、大きな寅さんが目印の葛飾区観光協会が見えてきます。「寅さんサミット2020」パンフレットは、帝釈天参道マップやポイントラリーの台紙も兼ねているので、とっても便利。ここで必ず入手しておきましょう。
ポイントラリーは、集めたシールの数によって、「寅さんサミット2020」限定のオリジナルステッカーやクリアファイル、ピンバッチが必ずもらえます。「地域コラボメニュー」の購入以外では、葛飾寅さん記念館や山本亭の施設入館でももらえますので、食べ歩きしながら、のんびり観光もできますね。

　　

各地域の特産品と柴又グルメをミックスした「地域コラボメニュー」は、秋田のきりたんぽと上州ねぎを一緒に炊いた椀、福岡県朝倉市の梨を使ったオムレットや梨だんご、鳥取県の干し椎茸の入ったおかめうどんに山菜そば、佐賀県古城市のふわふわいちごパンケーキなど、どれも本当においしそう。帝釈天参道やTORA san cafeで食べられます。いずれの「地域コラボメニュー」も数に限りがありますので、お早めに。

　　

近代和風建築と純和風庭園の調和が見事な「山本亭」で提供しているのは「五穀あまざけ」。かなり甘めですが、一緒に添えられた柴漬けとのコンビが絶妙です。静寂な雰囲気の中で滝のある素晴らしい庭園を眺めながら、一息ついてみてはいかがでしょうか。

「寅さんサミット2020」公式HPには、映画『男はつらいよ』ファンや寅さんサミットを楽しみにしていた方々へ向けられた山田洋次監督とさくら役の倍賞千恵子さんからのコメント、寅さんが旅した各ロケ地（参加地域20か所）の原風景や特産品の紹介などのPR動画も公開されていますので、ぜひご覧ください。

　　

1969年に第1作が公開され、これまで全50作品が公開された国民的人気シリーズ『男はつらいよ』。ハラハラして、ちょっと泣けて、最後は笑って、ほっこりとした気分になれました。誰にでも愛された寅さんは、今も、これからもずっと、葛飾柴又の誇りです。

 

◇寅さんサミット2020公式HP
https://torasan-summit.jp/

※写真を載せられなかった皆さん、ごめんなさい。カメラをお預かりしてシャッターは押したものの、そもそも自分のカメラでは集合写真を撮っていないことに、後になって気づきました。時すでに遅し…。