区立新宿小学校 シェイクアウト&引き取り訓練 2022.01.31
12月22日(水)「かつぼう そなえチャオ!」防災ママ~ともこんが行く
毎月第4水曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!
今回は区立新宿小学校の防災訓練にお邪魔しました。
新宿小学校では防災訓練として、シェイクアウト訓練を行っています。
シェイクアウト訓練とは、大地震が発生したという想定のもと、参加者全員が一斉に身を守る行動を取る訓練のことです。
机の下に隠れたり、腕や荷物で頭を守るなど、「身体を低く、頭を守り、動かない」を身に着けるための訓練です。
かつしかFMでも平日同じ時間帯にシェイクアウト訓練の音声を放送しています。
新宿小学校での訓練にも同じ音声を使用して下さっていました。
今回は5、6年生の訓練を取材させてもらいましたが、さすがは高学年!
訓練が始まると、みんなすばやく机の下に潜って、じっと耐えていました。
訓練が終わった後は校長先生からのお話。
高学年として、訓練がしっかり出来ていたということ、そしてこのシェイクアウト訓練の意味などをお話して下さいました。
「地震はいつどこで起こるか分からない。屋外にはもちろん机はない。地震があったらまずは体勢を低く、頭を守り、動かないことを覚えていてほしい。特に頭を守ることが大切で、机がない場所ではランドセルや鞄、何もなければ腕で自分の身を守ってほしい」
と、訓練をただの練習として終わらせるのではなく、地震に対して何をすることが大切なのか、ということをはっきり分かりやすくお話して下さっていたのがとても印象的でした。
生徒の皆さんも静かに校長先生の話に耳を傾けていました。
シェイクアウト訓練が終わった後は、避難・引取訓練です。
静かに校庭に避難をし、各クラスごとに座って待機。
担任の先生が人数確認を行い、親御さんが各担任の先生の元へ生徒を引き取るという訓練でした。
先生方も逃げ遅れた生徒がいないか、人数確認・報告などを迅速に行っており、連携がとてもとれていて素晴らしいなと思いました。
訓練が終わった後、6年生の生徒さんにもお話を聞きました!
「災害はいつ起こるか分からない。訓練もしっかりやっていきたいと思った」
「訓練とはいえ、揺れている音を聞いていて怖かった」
と、シェイクアウト訓練を実践した後の感想を聞かせてくれました!
質問にしっかりと答えて頂きありがとうございました!!
生徒の皆さんは自分たちで訓練の意味をしっかり考え、行動している姿がとても素晴らしいなと感じました!
そんな生徒さんや先生方の真摯な姿勢を見て、私自身も日常においての備えや考え方を見直したいなと思いました。
シェイクアウト訓練は、かつしかFMでも毎日午前11時に放送しています。
会社でも仲間内でも、皆さんで定期的にシェイクアウト訓練を実践しましょう!