ウィンターイルミネーション特集 2022.01.31
リポーターのおくたともこです。
私が気になる葛飾区内のイベントや場所におじゃまして、このブログをご覧の方だけにその魅力をお届けします!
今回は…葛飾区内で現在おこなわれている3か所のイルミネーションを特集してお届けします。
イルミネーションの起源については諸説ありますが、16世紀に宗教改革で知られるドイツのマルティン・ルターが、夜の森を歩いていた時に木々の間から光輝く星を見て感動して、木の枝にたくさんのロウソクを飾ってその様子を再現したという説が有名です。
その後1879年に、白熱電球を発明したトーマス・エジソンが自分の研究所の周りを白熱電球で飾り付けたことで、電球を使用したイルミネーションの歴史が始まったと言われています。
ルターにエジソン。私たちもよく知っている偉人たちがこんなに深くイルミネーションに関わっていたなんて、なんだか不思議な気がしますね。
最初に訪れたのは、JR亀有駅。
今年度は緑色を基調にした装飾がテーマということで、南口を降りてすぐにある「両さん」の銅像が目印のリリオパークの入り口付近とゲートの上部には緑色のライトが散りばめられています。園内に入ると緑色と青色の灯が足元を照らし、正面にある宮殿のようなドーム型の天井のステージが白色に浮かび上がり、とても幻想的な空間でした。
一方、亀有駅北口のロータリーには、青色と赤色の電灯を飾ったカーテンのような雪吊り型のイルミネーションが紫色に美しく光り、駅を利用する人やバスを待つ人の目を楽しませていました。
続いて、新小岩駅周辺です。
東北広場から新小岩駅に向かう道路に現れたのはペガサス。ギリシア神話に出てくる伝説上の翼をもつ神馬で、ローマ時代には不死の象徴とされていたそうです。
青色と白色に包まれた空間は荘厳な雰囲気を醸し出し、駐輪場の壁のほか、スカイデッキもライトアップされていて、星空の中を歩いているような気分になりました。
新小岩駅南口駅前は、葛飾区を代表するキャラクターのひとつであるモンチッチが、ピンクや黄色に愛らしくライトアップされ、東北広場周辺とはまったく違う表情を見せています。周りにある紫色やピンク色のお花も草の中にある小さな緑のライトもとても可愛いので、見逃さないようにしてくださいね。
そして、金町駅へ。
JR金町駅や南口・北口それぞれのロータリーを20万球超のブルーの光が彩り、別世界が広がります。
青色のイルミネーションが増えてきているのは、青色LEDが普及したためとされ、青色には「鎮静・安らぎ」の効果があり、心身の疲れを癒すそうで、犯罪の抑止につながっているとも言われています。
葛飾区中央図書館が入るヴィナシス金町ブライトコート側の金色のイルミネーションと昨年開業したベルトーレ金町側の木々に装飾された緑色のイルミネーションが対比して、とてもいい感じ。2つのビルの間の通りの時計台横のライトアップは、刻刻と色が変わるのでゆっくりと眺めたいですね。
東京理科大学葛飾キャンパス前は、まるで青い森の中にいるようなブルー、ブルー、ブルー。
何メートルも続く青い森の小道は静寂さに包まれ、デートにもぴったり。もちろんインスタ映えすること間違いありません。
撮影時に出会ったワイマラナーの男の子。原産国のドイツでは宮廷で飼われていたというだけあって、気品と風格を兼ね備え、とにかくかっこいい。夜のお散歩でも安心の光る首輪で颯爽と歩く姿がしっかりとイルミネーションにもなじんでいました。
夜景は人の心に癒しや安らぎを与えるだけでなく、相手の表情を気にせず本音で話しやすくなるともいわれています。
こんな時だからこそ、ちょっと足を止めてイルミネーションを眺めてみるのはいかがでしょうか?
◇おいでよ亀有ウィンターイルミネーション2021(葛飾区公式HP)
https://www.city.katsushika.lg.jp/tourism/1000064/1016133.html
【点灯期間】令和4年2月28日(月)まで
【点灯場所】亀有駅北口、亀有リリオパーク
◇きらめきの街・新小岩イルミネーション(葛飾区公式HP)
https://www.city.katsushika.lg.jp/tourism/1000064/1021682/1027485.html
【点灯期間】令和4年2月14日(月)まで
【点灯場所】スカイデッキたつみ、新小岩駅東北広場周辺、JR新小岩駅南口交通島周辺
◇ライティング・コラボレーションかなまち(葛飾区公式HP)
https://www.city.katsushika.lg.jp/tourism/1000064/1022175/index.html
【点灯期間】令和4年2月28日(月)まで
【点灯場所】金町駅、東京理科大学葛飾キャンパス前、金町駅南口周辺など6か所