かつぼう そなえチャオ!

東新小岩七丁目町会 水上ボート訓練 2022.10.25

10月25日(火) 防災ママ~ともこんがいく
毎月第4火曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!

今回は東新小岩七丁目町会で実施された水上ボート訓練にお邪魔しました!

東新小岩七丁目町会さんでは、町会で独自に水上ボードを持っています。
いざという時、救助や物資運搬など、地域の方々の命を守るために活用されます。

水上ボートと一言に言っても、ボートに空気を入れて、エンジンを動かして操縦する…いきなり出来ることではありません。
東新小岩七丁目町会さんでは、定期的に水上ボートの操縦訓練を行っています。
普段は中川などの河川で実際にボートを動かす訓練を行っていますが、今回は二上小学校のプールで行われました。

コロナ禍でなかなか訓練が出来ない状況だったそうですが、青戸共和会さんが水上ボートの備蓄を検討しており、「水上ボートについて教えてほしい」
と、相談があったことから、今回の訓練が実現したそうです。

訓練は実際に東新小岩七丁目町会の方がまず始めに操縦してくれて、実際に乗らせて頂きました。
25mプールの上で何週かして頂きました。
参加者が順番にボートの乗り心地を体験させて頂き、これで終わりかと思いきや…
なんと、実際に操縦までさせて頂きました!

発災時、水上ボートを操縦するのは町会の方とは限りません。
地域の方が町会の方の指導を仰ぎながら操縦する可能性も考慮しているそうで、教え方も丁寧でとても慣れていらっしゃいました。
私自身も初めて操縦させてもらいましたが、周りを見ながら曲がれるようにエンジンを微調整をするのがとても難しかったです。
プールの端にゴツゴツぶつけながらの操縦でしたが、それでも町会の方は根気よく丁寧に教えて頂き、何週も運転させて頂きました。
青戸共和会の方も順番に操縦体験していましたが、ボートを降りた後、さらに操縦について詳しく聞いたり、ボートの種類や備蓄数、値段など、具体的なことをたくさん質問されていました。

今回訓練に参加させて頂いて、町会同士で交流をしながら、各地域の防災力向上につながる有益な訓練だったなと感じました。
お住いの地域によって、必要な備蓄などの防災行動は変わってくるかと思います。
「うちの地域はこんな活動をしている」「自分の町会はこんな備蓄を用意している」
など、今回のような意見交換などが色んな町会同士で行われてほしいなと思いました。

自治町会の方で発災した時のために様々な活動をなさっています。
私たち個人でも出来る備えはたくさんあるかと思います。
是非今一度、自宅の備えや避難経路など出来ることを見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

▼リポート音声

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。