華（か）つしかレッドカーペット 2023.02.28

リポーターのおくたともこです。
私が気になる葛飾区内のイベントや場所におじゃまして、このブログをご覧の方だけにその魅力をお届けします！

今回は…2月18日（土）に柴又帝釈天で開催された「華（か）つしかレッドカーペット」をご紹介。

葛飾区が主催し、葛飾区観光協会などの協力により、柴又帝釈天（正式名称：帝釈天題経寺）を会場にした振袖ファッションショーと参道商店街でのモデル撮影会が、春のようなあたたかさの中で開催されました。

このイベントでは、ファッションやネイル、メイクなどが学べ、既成の枠にとらわれない個性的で独創的な若者の教育を目指すBLEA学園（本社：東京都目黒区）の学生さんが、京都きもの友禅株式会社（本社：東京都中央区）協力のもとでデザイン制作した3点を含む振袖を発表、コーディネートや着付け、ヘアメイク、ポージングなどもすべて考えて行ったそうです。

進行役はBLEA学園で講師もしているというTikTokインフルエンサーの土井康平さんとナオピーこと天野眞隆さんのおふたり。
立っているだけで清々しい空気が流れ、息の合ったやり取りに段々と場がやわらいでいくのがわかります。
普段から接している学生さんということもあって、優しく声をかけているのが印象的でした。

オープニングアクトとして、現在フォロワー16万人＆動画総再生回数2,100万回突破している次世代シンガーのJASPĘR（ジャスパー）さんが透明感のある歌声でミディアムテンポの心地よい楽曲を披露してくれました。

いよいよ振袖ファッションショーがスタート。
モデルさん達の登場に合わせて流れる音楽は、このイベントに賛同した「スターダスト☆レビュー」のボーカル・根本要さんが、名曲「銀座ネオン・パラダイス」を葛飾柴又オリジナルバージョンにした音源を提供してくれたものだそう。
これってかなり凄いことですよね。

白地にゴールド、赤や緑、黒に紫など鮮やかな色柄のこだわりが詰まった振袖を身につけ、思い思いに特設レッドカーペットでのランウェイを披露する姿に、観客の皆さんも集中して撮影する手が止まらないほど。
BLEA学園の学生さんがデザインしたという白地に赤の振袖、赤地に黒の振袖も、個性的で素敵でした。

スペシャルゲストとして招かれたモデルでタレントのゆうちゃみさんの登場で、会場はいちだんと盛り上がります。
こちらの振袖も学生さんがデザインしたもので、今年の干支のうさぎと福寿草が描かれた白地の振袖に黒の帯というシックな装いが、とてもよく似合っていました。

ひとりのランウェイに続いて、青木区長と並んで明るく再登場したゆうちゃみさん。
柴又についての感想を聞かれると、「撮影で来たこともあって好きな場所です。寅さんの話はおばあちゃんからよく聞かされていました」とのことで、なんだか嬉しく感じました。時間があったらまたゆっくり来てくださいね。

由緒ある柴又帝釈天の境内にレッドカーペットを敷いてファッションショーを行う、これまでにない企画ということもあってか、午後1時と午後3時からの2部制で行われたイベントには、葛飾区民だけでなく、ちょうど参拝に来ていた方からモデルさんの撮影をしに来た方まで多くの人が集まり、まるで初詣のような賑わいでした。