堀切フェスタ2023 2023.03.20
リポーターのおくたともこです。
私が気になる葛飾区内のイベントや場所におじゃまして、このブログをご覧の方だけにその魅力をお届けします！
今回は…3月5日（日）に堀切の商店街周辺で開催された「堀切フェスタ2023」をご紹介。
今年で9回目の開催となる「堀切フェスタ2023」。
この日は、京成電鉄堀切菖蒲園駅から歩いて3分ほどの堀切十二支神の前に設けられたステージでの屋外イベントやスタンプラリーのほか、コロナ禍で中止が続いていた「コスプレイベントacosta！」も同時開催されました。
オープニングセレモニーでは、堀切自治町会連合会の岡田明夫会長が「商店街と自治町会で一緒に堀切のまちを盛り上げようとさまざまなイベントを行っている。住んで良かったと思われるには町民のために何をすればいいか、これから先も考えたい」と挨拶され、イベントの途中で駆け付けた青木克徳区長からは「堀切でも少しずつ行事ができるようになってきた。葛飾区では今後も商店街や町会と連携して、子育てや高齢者対応、災害に強いまち作りを行っていきたい」とメッセージをいただきました。
「堀切フェスタ2023」の主な内容は、通常より20％お得なチケット『プレチケ（正式名称：堀切プレミアム付チケット）』の販売で、1冊3,000円で購入すると、期間中（2月24日～3月12日）、参加54店舗で3,600円分のお買い物や飲食代として使用できるというもの。
堀切なら浮いたお金でラーメンだって食べることができますね。
4年ぶりに解禁された屋外でのステージイベントには地元で活動する4つの団体が参加、日頃の練習の成果を発揮しました。
トップバッターの「エンジョイAYANOダンススクール」は、ヒップホップダンスを中心にしたスクールで、3歳から習っているお子さんもいるなど、アットホームな雰囲気が伝わります。お母さんやお父さん、おばあちゃんにおじいちゃん、たくさんの観客に見守られながら、約30分の熱いパフォーマンスが続きました。生徒募集中とのことですので、気になる方はお問い合わせください。
次は阿波踊りの「堀切あやめ連」。今年結成23年目の団体で、この日は4歳から70歳代まで総勢25名が踊り手や鳴り物担当として参加しました。男踊りや女踊りなどの組踊りでは「ヤットサー」の掛け声が会場に響き渡り、最後はほりきりんと観客を巻き込んでの大盛り上がり。家族や夫婦で活動する人も多いということで、楽しそう。メンバー募集や稽古日などはホームページを要チェックですね。
続いては、「KDS葛飾学園ダンススクール」。こちらは昨年11月開催の「かつしかフードフェスタ」内のステージイベント「かつしかキッズダンスバトル」で3度目の優勝を果たしたチームで、日頃から葛飾区を中心に地域の盛り上げ役として活動しています。ダンスも、黒でまとめた衣装も、ラッパーのおにいさんもクールでかっこよかったです。こちらも新メンバー募集中。
トリを飾るのは、地元堀切菖蒲園に稽古場を構えて67年、葛飾区舞踊連盟副会長の西崎緑江さん率いる「日本舞踊 西崎流みどり会」です。日本舞踊と言うと、きれいな着物、ゆっくりとした動き、女性らしい所作などのイメージがありますが、それだけでなく、「お祭りマンボ」や「涙そうそう」に「皿踊り」、そしてなんと！人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」まで様々なジャンルの演目が披露されました。
また、忘れてはいけないのが堀切といえば「ほりきりん」。2011年に地元小学生の発案を元に誕生したキャラクターで、堀切エリアだけでなく葛飾区内のイベントでも活躍中です。子供にも大人にも人気があって、当日急遽行われたにもかかわらず、「ほりきりん」のダンスコーナーと記念撮影会はたくさんの人でにぎわいました。
スタンプラリーでも「ほりきりん」は大活躍。商店街に設置したチェックポイント3か所のうち1か所以上のほりきりん等身大パネルをスマホで撮って報告すると、竹などの環境にやさしい素材で作った「ほりきりんコンパクトカトラリー」がプレゼントされます。ここでしか配布されない非売品とあって、用意した300個はすべてなくなったそうです。さすがは「ほりきりん」。
「コスプレイベントacosta！」では、思い思いの衣装に着替え、堀切の商店街や旧小学校、高架下や公園など、それぞれのイメージに合わせた背景で楽しそうに撮影する姿が印象的でした。
閉会を迎え、今回のイベントの責任者でもある堀切中央商店街振興組合の秋元成夫理事長は「久しぶりに通常開催できて、たくさんの人が集まってくれた。今回はファミリー層を中心に若い人を意識して企画したが、年間を通じて、高齢者などそれぞれの世代に合わせたイベントを行っていくので楽しみにしていただきたい」と話されました。
翌日、主催者より、屋外ステージイベントの観客、スタンプラリーやコスプレイベントの参加者、プレチケの利用者合わせて約2,500名の人出があったと発表されました。それだけ多くの人が楽しみにしていたということですね。
堀切に行ったら、まずは堀切ラッキー通り商店街が運営する「サチノバ」を訪ねてみてはいかがでしょう。
地域住民や商店街のコミュニケーション活性化を目的にしたカフェスペースで、いろいろな情報を教えてくれます。
堀切のまちを象徴するような居心地のよい空間ですよ。
◇堀切フェスタ2023（外部サイト）
https://horikiri-festa.com/
主催：堀切ラッキー通り商店街、堀切一番街商店街、堀切菖蒲園通り商和会、堀切クローバー商店会、
堀切中央商店街振興組合
後援：堀切自治会連合会、葛飾区商店街連合会、東京商工会議所葛飾支部
協力：コスプレイベントacosta！
◇堀切中央商店街振興組合（外部サイト）
https://www.horikiri-s.com
「サチノバ」とは…商店街名の「ラッキー通り」から「幸運」を連想して「幸」サキ
ラテン語で「新しい」を意味する「ノバ」を重ねて「サチノバ」と名付けました。
地域の「場」や、みんなの「庭」になることを願い「幸せの場」「幸せの庭」という意味も込めています。
※基本的には月曜、水曜、金曜の営業で、その他でもイベントがある日はオープンしていることもあるそうです。