リポーター BLOG

水元ドッグフェスティバル 2025.03.12

 

リポーターのおくたともこです。
私が気になる葛飾区内のイベントや場所におじゃまして、このブログをご覧の方だけにその魅力をお届けします!

今回は…水元公園中央広場で、3月1日(土)2日(日)に開催された「水元ドッグフェスティバル」をご紹介。

水元ドッグフェスティバル(会場の様子1) 水元ドッグフェスティバル(会場の様子2)

「愛犬家モラルの向上」と「より良い犬との共生社会の実現」を目的に、今回初めて開催された水元公園ドッグランサポーターズ主催のイベント『水元ドッグフェスティバル』。
最高気温20度以上と季節外れの陽気となった会場には、葛飾区内外から多くの飼い主さんとわんこ達が集まりました。

まずは、この日出会ったたくさんのわんこ達を少しだけご紹介します。みんな笑顔でとっても可愛いかった!

水元ドッグフェスティバル(わんこ1)
ブランくん(イングリッシュゴールデンレトリバー)&マロンちゃん(ゴールデンレトリバー)
水元ドッグフェスティバル(わんこ2)
ポン太くん(黒柴)
水元ドッグフェスティバル(わんこ3)
レモンくん&ライムちゃん(サモエド)
水元ドッグフェスティバル(わんこ4)
ビビちゃん(ボストンテリア)
水元ドッグフェスティバル(わんこ5)
エルモちゃん(ジャックラッセルテリア)&メイちゃん(ラブラドールレトリバー)
水元ドッグフェスティバル(わんこ6)
マリモくん&プリンちゃん(トイプードル)

ブース(お魚加工品)  お店(ペット用リュック) お店(グッズ)

【ショッピングモールエリア】には、フードやオヤツはもちろん、洋服、バッグ類などペットグッズを販売しているブースが32店も出店していました。特に私が気になったのは、ヒューマングレードのお魚加工品や避難にも便利なペット用リュック、足腰の負担を軽減できるマットなどで、すべてペットの安全・安心のために作られたもの。

ブース(口内を顕微鏡でみる)  犬用トイレと水飲み場 フードトラック

その他にも、わんこの口内を顕微鏡でみてくれるブースやフォトスポット、クイズラリーや抽選会、撮影会などもあって、犬用トイレや水飲み場まで設置されていました。お腹が空いたら、シュラスコや海鮮丼、焼きそば、クレープなどのフードトラックも出ているので、1日中楽しめますね。

わんわんチャレンジゲーム1 わんわんチャレンジゲーム2

【アクティブエリア】では、障害物のあるコースを飼い主さんと一緒に走ってタイムを計る体験型イベント『わんわんチャレンジゲーム』をやっていて、ちょうどベルちゃん(イタリアングレーハウンド)とロアちゃん(チワワ)とパパさんママさんが挑戦中でした。いい運動にもなりそうです。

ペット防災教室(ケージの組み立て1) ペット防災教室(ケージの組み立て2)

【トレーニング体験エリア】で開催された『ペットのための防災教室』では、「ケージトレーニング」と「がれきの間を歩くトレーニング」が行われ、9組のご家族が参加していました。
これまで何度もケージトレーニングを見たことはありますが、組み立てからというのは初めて。違うタイプのケージ2種類を使って避難所でも困らないようにするとは、勉強になりますね。
災害時は、同行避難(=連れて行くこと)ができたとしても、ほとんどの避難所でペットの同伴避難は難しく、飼い主とは別の場所で飼育されることが多いので、ケージやキャリーケースに入れるようにしておくことはとても重要です。

ペット防災教室(がれきトレーニング) ペット防災教室

大きな荷物を抱えながらわんこのリードを操り、がれきを想定した危険物を避けて歩くトレーニングでは、災害時の状況をシミュレーションすることができます。
最後に、「今回のトレーニングで終わらず、居住地域の避難所やハザードマップを確認しておくなど、継続的に災害を意識して欲しい」という大切なメッセージがトレーナーさんから伝えられました。

保護団体(いぬ助け) 保護団体(いぬ助け2)

保護団体(OHANA) 保護団体(ボーダーコリーレスキューネットワーク)

取材した日曜日には、保護活動をされている「いぬ助け」さんと「OHANA」さん、「ボーダーコリーレスキューネットワーク」さんの3団体が出店していました。
皆さんは、「保護犬」という言葉を聞いたことがありますか?
「保護犬」とは元の飼い主の飼育放棄、病気や死亡、遺棄などの理由により動物愛護センターや保健所等に収容され、その後、個人や団体に引き取られた犬のこと。保護団体ではそういった犬を引き出し、治療や人馴れをして、新しい飼い主さんを探す活動をしていますが、この活動の多くはボランティアさんによって支えられ、労力だけでなく、時間やお金もかかります。
取材で聞いた、「いつか収容される犬がいなくなって、私たちのような団体がなくなる日が来ることを願っています」という言葉が忘れられません。

水元ドッグサポーターズ
水元公園ドッグランサポーターズとドッグランの常連さん

イベントを主催した『水元公園ドッグランサポーターズ』は、水元公園内ドッグランの運営・維持管理を行っているボランティア団体で、東京都や水元公園サービスセンターと協力しながら、「犬も人も楽しく過ごせるドッグランを末永く存続させる、利用する愛犬家の更なるマナーアップを図る」ことで犬の社会的地位を向上し、地域の方に親しまれる水元公園になることを目的に活動しています。
コロナ禍もあり、構想から5年近くかかってようやく実現できたとのことですが、「次回も開催できれば葛飾らしさや下町の良さを出したイベントにしたい」と話されました。来年もぜひ!

15歳未満の子どもの数よりペットの犬猫の飼育数の方が多いというデータ(※)もあるように、今やペットは大切な家族。
一緒にいられる限られた時間だからこそ、これからもたくさん素敵な思い出を作って欲しいですね。

※一般社団法人ペットフード協会「令和6年 全国犬猫飼育実態調査(犬猫合計15,951千頭)」/総務省「人口総計 令和6年9月確定値 15歳未満人口(13,857千人)」

 

◇公園へ行こう!(東京都公園協会公式HP)
水元公園
https://www.tokyo-park.or.jp/special/biodiversity/biodiversity/park/mizumoto.html
ドッグランについて
https://www.tokyo-park.or.jp/park/mizumoto/facility/index.html
◇保護団体(外部HP)
・「いぬ助け」
https://www.inudasuke.com/
毎月第2日曜日にいじゅくみらい公園で譲渡会を開催
・わんにゃんレスキュー「OHANA」
https://ohanakamisu.sakura.ne.jp/ohana/
茨城県神栖市を拠点に野犬の保護や啓発活動 等
・ボーダーコリーレスキューネットワーク(BCRN)
https://www.bcrn.jp/index.html
ボーダーコリー(犬種)のレスキューと新しい飼い主探し 等
<その他>
・Dog House NIZE
https://doghousenize.my.canva.site/
犬の訓練や預かり、介護などの飼い主サポート全般

Apr

May

Jun

Jul

Aug

Sep

Oct

Nov

Dec

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。