
葛飾区伝統産業職人会まつり 2025.05.21
【葛飾リポート】
葛飾リポートでは、区内の様々な活動を取り上げています。
5月17日(土)〜18日(日)に、京成青砥駅から徒歩12分のところにありますテクノプラザかつしかにて開催された、
「葛飾区伝統産業職人会まつり」に佐藤文恵がお邪魔しました!
この催しは、葛飾区内で活動している伝統工芸の職人さんが集まり、巧みな技術に触れることができるおまつりです。
葛飾区は、江戸時代・明治時代以来の伝統的な技を継承する職人さんが多くいらっしゃる地域なんですね~!
会場には、江戸型彫、東京三味線、東京銀器、東京打刃物、江戸べっ甲などなど、24もの伝統工芸が集まりました。見るだけでなく、購入、そして体験するこができる伝統工芸もあり、興味津々で会場を回りました!
職人さんというと、なんとなく話しかけにくい怖い方が多いのかしら…と思い会場に入ったのですが、そのイメージがガラッと覆されました。
インタビュー時も漫才のような掛け合いばかり…!
ただ、職人としてのこだわりはひしひしと感じました。
若い職人さんや、脱サラされて職人の道に入った方もいらっしゃいました。
昨年参加され、お子さんが銀器の指輪作り体験をし、完成された指輪にご家族みんなで感動されたとのことで、今年お父様とお母様も指輪作りにチャレンジ!みんなでお揃いの指輪を作ることができたご家族もいらっしゃいました。
あの美しいべっ甲の材料は亀の甲羅だということも知らなかった私(汗)
亀の甲羅を入手するのは難しくなってきているそう…
きちんと研いだ包丁は切れにくい鶏肉の皮もスパーッと切れるそう!
亡くなったお父様の形である包丁を持参されるお客様もいるそうです。包丁は長持ちするからこそ、お客様とは数十年の付き合いになるというのも印象的でした。
どの伝統工芸でもよく耳にしたのが後継者不足の課題でした…。
伝統工芸の存在、面白さ、魅力を多くの方に伝えるとともに、
バックアップする仕組み作りも大切なのではと思いました。
葛飾リポート、ぜひお聴きください!
<放送日>
2025年5月21日(水) 11:03
2025年5月22日(木) 7:03 / 17:03
▼リポート音声