リポーター BLOG

第33回葛飾区市民消火隊操法大会 2023.10.24

10月24日(火)防災ママ~ともこんがいく
毎月第4火曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!

今回は、第33回葛飾区市民消火隊操法大会についてお届けします!

先月9月17日(土)に水元清掃工場で開催されました。
コロナ禍で大会が長らく中止になっていましたが、今回は4年ぶりの開催となります!

市民消火隊とは…?
基本的にその地域に住んでいる区民の方々で組織されています。
大きな災害が発生したとき、消防車が迅速に到着できない場合も多くあります。
市民消火隊は、消防車が到着するまでの初期段階での消火や救助活動を担っています。
また日頃から「C級軽可搬消防ポンプ」という小型の消火ポンプの使用訓練を行っています。
消防車が入れない細い路地でも小型ポンプを使って、市民消火隊の皆さんが消火活動を行うこともできます。

「市民消火隊操法大会」は市民消火隊の皆さんが日頃訓練している消防ポンプの操法を披露する場です。
指揮者と5人の隊員で構成されていて、それぞれ決められた役割を迅速にこなし、放水までのタイムと動作の正確さを競います。

なんと私は今回選手として大会に出場しました!
東新小岩7丁目町会市民消火隊女性隊の3番員です!
今回の大会では女性だけで構成された唯一のチームです。
普段は大会当日に、出場者や主催側のインタビューをしていますが、今回は参加者側として訓練や大会中の様子をお届けしました!

訓練は8月下旬から始まりました。
私はまったくもっての素人でしたので、女性隊・男性隊の皆さんがそれぞれ丁寧に教えて下さいました。
また、本田消防団の方々もお越し頂き、採点に関わる細かい部分で根気よくご指導頂きました。

操法は、それぞれの隊員が明確な役割を持っています。
ホースをきれいにまっすぐに投げたり、ホースを迅速に確実につないだり…
作業一つ一つを迅速かつ確実に行うことで、ほかの隊員の行動にも繋がります。
訓練を重ねていく中で、ホースの扱いや体の動かし方を学んでいきました。

そして操法大会当日!
まさかの1番目でしたが、程よい緊張感に包まれて、操法は始まりました。
私個人としては、ゼッケンは外れるは、ホースはすっ飛ばしてしまうはで、ちょっと悔しい結果になってしまいました。
しかし、チーム全体としては素早く連携の取れた良い操法だったのかなと思っています。

同じ東新小岩7丁目町会の男性チームの皆さん、他チームの皆さんの操法もとても素晴らしかったです!
コロナ禍で訓練や大会が行えず、どこの地域も参加者が少なくなっていく中で、今回の大会を目指して訓練をしている成果を目の当たりにしました。

市民消火隊に声をかけて下さり、また熱心に指導して頂いた東新小岩7丁目町会市民消火隊の皆さん、本田消防団の皆さん、本当にありがとうございました!
大会だけの取材ではわからなかったこともしっかり勉強させて頂きました。
市民消火隊や消防団の必要性がもっともっと伝わればいいなと思っています。

「自分たちの地域は自分たちで守る」

この意識を忘れず、私も引き続き精進していきたいなと思いました。
市民消火隊に興味がある方はぜひ葛飾区のホームページをチェックしてみて下さい!
またこのような団体で活動することも素晴らしいですが、まず有事の際は自分や家族の命を守ることが大切です!
今一度、ご家庭やその周りでの備え・避難などについて少しでも見直すきっかけを作ってくだされば嬉しいなと思います。

 

 

▼リポート音声

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