
金町消防団 操法大会2025 2025.06.24
6月24日(火)防災ママ~ともこんがいく
毎月第4火曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!
今回は5月25日(日)に水元公園で開催された「金町消防団 操法大会」についてお届けします!
操法大会は消防団員が消防器具の操作技術を競う大会です。
年に1回、各分団ごとに決められたポンプ操法の技術とスピードを争います。
ポンプ操法は本来、火災発生時に消防団が迅速に消火活動を行うためのものです。
いざというときのために、消防団員はポンプ操法の使い方を学びます。
その技術力と高さを操法大会で披露します。
毎年どの分団も迫力ある操法を披露していますが、今年は特に見ごたえがありました!
操法大会は技術はもちろん、放水するまでのスピードや各選手たちの連携も大切です。
巻かれたホースを素早くまっすぐきれいに展開したり、ホースの連結を丁寧に行ったり…
放水までの一連の動作もスピーディーでとてもかっこいいです!
放水をするためのプレイパイプと呼ばれる筒先を構える選手もかっこいいですが、正しい放水姿勢を保つためにホースをきれいに整えてくれます。
この連携力もとても大切なんです。
そして今年の大会は全分団の操法が終了したあと「女性隊」の操法が披露されました。
女性隊は金町消防団の分団の垣根を越えて有志で集まったチームです。
ポンプ操法は走るスピードや放水姿勢を保つための筋力を考慮すると男性の方が有利になることが多いです。
実際大会でも男性だけで編成された分団がほとんどです。
しかし、実際に災害が発生した際に男性が少ないことも考えられます。
女性たちだけでも消火活動ができるようにするために。
女性だけでも操法が出来るんだと知ってもらうために。
今回は大会と同じ操法を披露しました。
なんと私!今回金町消防団の女性隊に選抜いただき、1番員を担当しました!
訓練の期間は約3か月!
本部の方のご指導や、分団の垣根を超えてサポート頂いた結果、なんとかお披露目をすることが出来ました。
私自身も初めての挑戦で、3か月間一生懸命訓練に挑みました。
途中体を痛めたり、うまくできずに心が折れそうになりましたが、同じ女性隊のメンバーで支え合い、素晴らしい結束力が生まれました。
大人になってこんな達成感を感じられるんだなと、操法を終えてしみじみ感じました。
特に今回は大会の一番最後に披露されたので、本当に多くの方が見に来て下さり、温かい声援・拍手に泣きそうになりました。
自分自身、いざという時に消防団員として何が出来るのか…今まで不安なことが多かったのですが、今回の操法大会を通して自分の力が少しでも消火活動につながるんだと大きな自信になりました。
訓練は正直大変でしたが、とても貴重な体験をさせて頂き、私自身は感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
操法大会が終了した後は優勝した3分団の皆さん、そして団本部の方にお話を伺いました。
そして今回はスタジオに私の仲間!女性隊の皆さんをお呼びして操法大会の感想などを伺いました。
是非アーカイブをお聴きください!
▼リポート音声