特別養護老人ホーム「西水元あやめ園」 2020.01.23
地域・医療・介護
かつしかFMから繋げる地域包括ケア!
「なかまで介護」リポーターの “おくたともこ”です ▽・エ・▽
現場からみなさんの元気な声をお届けします!
1月23日(木)放送「なかまで介護」第10回キラキラリポート介護の達人は…
特別養護老人ホーム「西水元あやめ園」を訪ねました!
JR常磐線金町駅または亀有駅からバスで約15分。こちらの施設では「すべては笑顔のため」という信条のもと、利用者の方それぞれに合った生活の実現と地域の一員としての役割を果たすことを目指されています。
今回の「介護の達人インタビュー」は、介護リーダーの人見英伸(ひとみひでのぶ)さんです。
主なお仕事の内容を教えてください
介護リーダーを務めています。2階フロアを担当していて、基本的に介護といわれる業務全般と職員の取りまとめをおこなっています。
今のお仕事を始めるきっかけは?
若い頃に劇団をやっていました。当時、劇団のボランティアで高齢者施設に出向いてお芝居をやらせてもらう機会があったのですが、そこで喜んでくれた利用者さんの笑顔と、自分の祖父母がこういった施設に入居していた縁もあって、この仕事に就きました。
どのように仕事に活かせていますか?
私の方から積極的に話しかけるようにしています。それで、ちょっと内気な利用者さんが少しずつ心を開いてくださることもありますね。普段から、利用者さんと同じ目線に立って笑顔で話すことを大前提として働いています。
お仕事のこだわり、やりがいについて
1歩踏み込むことで、違う視点や、その人の本音や考え方、想いが見えると思っています。
どうしたら心を開いてくれるのか、何でも相談してくださるかといったことは、相手の気持ちに寄り添うことによって初めて生まれてくるものだと思います。利用者さんの立場に立って常に接するように心がけていますが、接する期間が長くなればなるほど、深い話をしてくださったり、困った時に気軽に相談できる関係性になったり、嬉しいですね。
目標やこれからの予定を教えてください
組織改善プロジェクトのリーダーを任されて活動しています。「利用者さんがより良く生活するために」というのはどこの施設でもやっていますが、これからは「職員がよりよく働ける環境作り」にも目を向けなければいけないと思い、リーダーとして積極的に取り組んでいます。もちろん利用者さんの生活が第一というのは当たり前で、それがあった上でやっていくことです。
すぐ近くを流れる中川を眺められる気持ちのいい3階フロア。富士山が見える日もあるそうです。同じ建物内に西水元地区図書館があって、本好きの方には特に喜ばれているとのことでした。
「自分だったらどう思うか」と常に考えながら利用者の方に接しているという人見さん。素敵な笑顔が印象的でした。
◇特別養護老人ホーム「西水元あやめ園」
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