新小岩総合防災フェスタ 2024.03.26
3月26日(火)防災ママ~ともこんがいく
毎月第4火曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!
今回は、3月17日(日)に開催された、新小岩総合防災フェスタにお邪魔した様子をお届けします!
息子と一緒にお邪魔してきました!
新小岩総合防災フェスタは地域で初めての開催になるそうです!
地域の方々が楽しみながら防災について考えるきっかけになってほしいと企画を立てたそうです。
メイン会場である校庭にはたくさんのブースが所狭しと設置されており、どこから回ろうか迷ってしまうくらいでした。
本田消防署のブースでは消火体験、煙体験の他、ロープ講習もありました。
ロープの結び方は簡単にほどけるけど、しっかり結べるもの。
覚えるのは大変ですが、覚えておくと発災時以外にもいろんなところで役に立ちます!
そして煙体験の電力はなんと電気自動車のバッテリーを使って行われていました!
電気自動車は災害時家庭用のバッテリーとしても役に立ちます!
煙体験の電力をまかなえているので、とてもパワフルなんだと勉強になりました。
また東京土建のチームによる「ジャッキアップ」体験も初めて行いました。
1番方、2番方、3番方が親方の指示に従って、機器を使って大きながれきを持ち上げるものです。
災害時、人数がいればがれきを持ち上げ、人を救助出来ることを学びました!
体験ブースの他、自衛隊・葛飾区による車両の展示などもありました。
校舎内には郷土資料室があり、実際に使われていた町火消の「纏(まとい)」や「とび口」、「刺し子」が展示されていました。
普段なかなか見ることが出来ない品々ばかりで、息子もボランティアの方の説明を一生懸命聞いていました。
そして今回の催しでは子供にとっての大イベント「チャンバラ合戦」も開催されました。
こちらはスタンプラリーで3か所以上のブースを体験・見学すると参戦出来ます。
参加する子供たちは2つのチームに分かれて戦います。
腕に「命」と呼ばれるボールを付け、ウレタン素材の柔らかい刀でボールを落としあいます。
落とされたら自分の陣地に戻り、仲間同士でボールを付け合い、合戦に戻ることが出来ます。
全部で3回戦を行い、子供たちは大盛り上がりでチャンバラ合戦を楽しんでいました。
チャンバラ合戦が終わった後、ただ戦っておしまい!ではなく、今回のフェスタに合わせて防災のことにも触れてくれました。
テーマは「自助と共助」。
子供たちが理解しやすいように合戦のルールに合わせてその意味を教えてくれていました。
「自助」は戦い中に相手命を落とされないように自分の身を守ること。
「共助」は仲間同士で命を付け合って助け合うこと。
自分の身を守ること、仲間同士で助け合うこと。
災害時にも大切なことを子供たちは身をもって学んでいたんだよ、と丁寧に教えてくれました。
子供たちも「自助と共助」という言葉とその意味をしっかり理解していたようでした。
楽しみながらも学びにつながる素晴らしい催しだったなと思います。
息子も全力で楽しんで帰ってきました!
そして私に自助と共助について一生懸命教えてくれましたよ!
新小岩総合防災フェスタを親子でたっぷり満喫しました!
そして今回は青戸で開催された「災害図上訓練」についてもお届けしました。
亀有警察署が指導した訓練です。
災害が発生した想定で、図面上でどのように行動すべきか、参加者全員で意見を出し合いながら考えていく訓練です。
避難所になる学校の構内図や地元の地図を使って行われることが多い訓練です。
ここ数年で防災訓練に取り入れる団体が増えていますので、是非積極的に参加してほしいなと思います。
4月から新年度!
新しい生活環境になる方もいらっしゃいます。
特に引っ越しなどで、住んでいる地域が変わる方は、新しい地域での避難場所情報など積極的に取り入れてほしいなと思います。
▼リポート音声