リポーター BLOG

柴原小学校 避難所開設・運営訓練 2024.04.23

4月23日(火)防災ママ~ともこんがいく
毎月第4火曜日は、葛飾区で子育て中のママレポーター山岸朋子が防災に関する情報を全力でお届けします!

今回は、4月14日(日)に開催された、柴原小学校での避難所開設・運営訓練にお邪魔しました!

今回の訓練は柴原小学校近隣の3つの自治町会、PTAの方が参加していました。
沢山の方が参加されていて、とても賑やかでした!

2班に分かれて、学校内を回って、避難所設営に必要な備蓄品の格納場所や受水槽、給水栓の確認を中心に行いました。
その他にも有事の際、体育館や校舎を開ける方法や、特設公衆電話の場所についての説明もありました。

私は1つの班に同行させてもらっていましたが、参加者の皆さんがとても熱心で、質問や要望を丁寧にされているのが印象的でした!
「学校が避難所として使用できるか否かの判断はどうすれば良いのか」
「避難所として開設する場合、カギは町会の誰があけるべきなのか」
「備蓄倉庫から避難所まで少し離れているから折りたたみのリヤカーを倉庫に入れてほしい」など。
実際に自分たちが中心になって設営・運営をしていくんだという意識が伝わってきました。

そして、危機管理課からは今日の設営訓練を受けて、町会内で改めて発災時の初期行動や担当などを話し合ってほしいという話もありました。
というのも、コロナ禍で約4年間防災訓練や避難所開設訓練が出来なかったため、その間に町会内の役員が変わってしまったり、対応方法を忘れてしまっていたりすることがどこの地域でも多いそうです。
訓練や打ち合わせが正常に出来るようになった今だからこそ、避難所開設や運営について改めて考えて決めていかないといけないんだと思いました。

そしてもう一つ今回の訓練を受けてもう一つ大切知ってほしいと思ったのが「緊急医療救護所」です。
大規模災害が発生して、多数の傷病者が発生した際は、指定病院前で傷病者のトリアージをまず受けることが出来ます。
歩ける軽症者は近隣の小中学校で開設される軽症処置エリアで応急処置を行ってもらえます。

今回の地域の場合、金町中央病院前でトリアージを受け、柴原小学校に開設される軽症処置エリアで手当を受けることが出来るようになっています。
葛飾区では大規模災害時の「緊急医療救護所」の体制が整っています。
自分の住んでいる地域はトリアージを受けられる病院はどこなのか。軽症処置エリアはどこなのか。
ぜひ葛飾区のホームページでご確認ください!

避難所開設をする人も、避難してきた人も避難所に関わる全員が「被災者」です。
学校の中に備蓄しておけるものも限られている中で、避難生活が長期化した際は皆で手を取り合って避難所を運営していく必要があります。
自分や家族が避難所で生活することになったら…想像してみて、避難所で必要なグッズを今のうちに備えてみて下さいね。
特にお子さんがいらっしゃる場合、お子さんの好きなお菓子やおもちゃ、着替えはあっという間にサイズや好みは変わっていきます。
是非こまめに避難グッズの見直してしてほしいなと思います!

▼リポート音声

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